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TweenMaxとTimeLineMaxを使ったアニメーション【MV】

今回はメインビジュアルに使えそうなファーストビューのアニメーションを作成しました。簡単なJavascriptのライブラリを使っているので、詳しくない方でもすぐに実装できますよ!

目次

TweenMaxとTimeLineMaxを使ったアニメーション【MV】

DEMOページ

HTML↓

<!DOCTYPE html>
<html lang="en">
<head>
    <meta charset="UTF-8">
    <meta name="viewport" content="width=device-width, initial-scale=1.0">
    <title>TweenMaxとTimeLineMaxを使ったアニメーション【MV】</title>
    <link rel="stylesheet" href="style.css">
    <link rel="stylesheet" href="https://cdnjs.cloudflare.com/ajax/libs/font-awesome/5.13.0/css/all.min.css">
</head>
<body>
    <header>
        <nav>
            <h3 id="logo">World Sight</h3>
            <i class="fas fa-bars" id="hamburger"></i>
        </nav>
        <section>
            <div class="hero">
                <img src="bg.jpg" alt="">
                <h1 class="headline">Spain</h1>
            </div>
        </section>
    </header>
    <div class="slider"></div>

    <script src="https://cdnjs.cloudflare.com/ajax/libs/gsap/3.2.6/gsap.min.js" integrity="sha256-3arngJBQR3FTyeRtL3muAGFaGcL8iHsubYOqq48mBLw=" crossorigin="anonymous"></script>
    <script src="my.js"></script>
</body>
</html>

CSS↓

*{
    margin: 0;
    padding: 0;
    box-sizing: border-box;
}
.slider{
    position: absolute;
    top: 0;
    left: 0;
    width: 100%;
    height: 100vh;
    background: linear-gradient(to left,#7d4d63,#d1654b);
    z-index: -1;
}
nav{
    min-height: 10vh;
    display: grid;
    grid-template-columns: 10% 1fr 1fr 10%;
    color: #ffffff;
    align-items: center;
}
#logo{
    grid-column: 2;
}
#hamburger{
    font-size: 2em;
    justify-self: end;
}
section{
    display: flex;
    justify-content: center;
    align-items: center;
    height: 80vh;
}
.hero{
    width: 100%;
    height: 60%;
    position: relative;
}
.hero img{
    width: 100%;
    height: 100%;
    object-fit: cover;
}
.headline{
    position: absolute;
    top: 40%;
    left: 20%;
    font-size: 3em;
    transform: translate(-20%,-40%);
    color: #ffffff;
    z-index: 3;
    letter-spacing: 2px;
}
.hero::after{
    content: '';
    background: black;
    width: 100%;
    height: 100%;
    position: absolute;
    top: 0;
    left: 0;
    opacity: .3;
}

JS↓

const hero = document.querySelector('.hero')
const slider = document.querySelector('.slider')
const logo = document.querySelector('#logo')
const hamburger = document.querySelector('#hamburger')
const headline = document.querySelector('.headline')

const tl = new TimelineMax();

tl.fromTo(hero,1,{height:"0%"},{height:"80%",ease: Power2.easeInOut})
.fromTo(hero,1.2,{width:"100%"},{width:"80%",ease: Power2.easeInOut})
.fromTo(slider,1.2,{x:"-100%"},{x:"0%",ease: Power2.easeInOut},"-=1.2")
.fromTo(logo,0.5,{opacity:0,x:30},{opacity:1,x:0},"-=0.5")
.fromTo(hamburger,0.5,{opacity:0,x:30},{opacity:1,x:0},"-=0.5")
.fromTo(headline,0.5,{opacity:0,x:30},{opacity:1,x:0},"-=0.5")

解説

TweenMaxとTimeLineMaxの実装

今回使うのが、JavascriptのライブラリTweenMaxTimeLineMaxです。このライブラリはjqueryのanimateメソッドよりも動作が高速化つ安定してアニメーションをしてくれるかなり使えるライブラリです。TweenMaxとTimeLineMaxはそれぞれ異なるCDNがあったのですが、今は統合されたようで下記のcdnjsを組み込めば機能します。

こちらのリンクから、
https://cdnjs.cloudflare.com/ajax/libs/gsap/3.2.6/gsap.min.js

をコピーして<script>タグで紐づけるだけ。これで準備OKです。

全体の構造

全体の要素の構造を説明します。今回は画面一枚だけの高さ(100vh)で作成しています。上から10vhの高さの<header>、そこから80vhの高さの<section>、そこから10vhだけ背景の.sliderが見えている、と言う構造です。<section>の中心には.heroが配置されています。

背景の設定

まずグラデーションになっている背景ですが、position: absolute;でbodyを基準に画面いっぱいのボックスを作成し、background: linear-gradient();でグラデーションを付けています。背後に来るようにz-indexを-1にして一番後ろに配置するようにしています。

headerの作成

今回はナビゲーションがメインではないので、最小限のデザインとしてロゴとアイコンのハンバーガーメニューのみにしています。アイコンはfont awesomeを使っています。CSSの解説は割愛します。

sectionの作成

.hero{
    width: 100%;
    height: 60%;
    position: relative;
}
.hero img{
    width: 100%;
    height: 100%;
    object-fit: cover;
}

メインとなる画像の解説をします。今回はimgタグを使ってメインとなる画像を配置しています。.heroの初期の高さ(height)は60%に設定していますが、このままだと画像が縦に潰れてしまいます。そこで、imgタグにobject-fit:cover;を付けます。こうすることで、画像が縦横比そのままに、.heroの枠に収まります。(このobject-fitの値にはnoneもありますが、noneだとアニメーションして.heroの枠が変化しても画像は動かないので、少し退屈かなと思いcoverにしています。)

object-fit値解説

object-fitプロパティは、置換要素(img要素やvideo要素など)をボックスにどのようにはめ込むかを指定する際に使用します。初期値は「fill」で縦横比は維持されずボックスに合わせます。

contain
置換要素(img要素やvideo要素など)をボックスサイズに合わせて縦横比を維持しながらリサイズして、全体が見えるようにはめ込みます。
cover
置換要素(img要素やvideo要素など)をボックスサイズに合わせて縦横比を維持しながらリサイズして、トリミングしてはめ込みます。
none
置換要素(img要素やvideo要素など)をリサイズしないで、ボックスサイズでトリミングしてはめ込みます。
scale-down
置換要素(img要素やvideo要素など)のサイズとボックスサイズの小さい方に合わせて、縦横比を維持しながらリサイズして、全体が見えるようにはめ込みます。 言い換えれば、指定するボックスサイズと置換要素の実寸サイズの大小関係に応じて contain または none を指定したときと同じ表示となる

テキストの位置はposition:absolute;で指定しています。

.hero::afterは画像に一枚薄い膜を敷いているだけです。不要なら入れなくても構いませんし、画像自体を加工しても全然ありです。

アニメーションの設定

本題のTweenMaxとTimeLineMaxを使ったアニメーションの設定方法を解説します。

const hero = document.querySelector('.hero')
const slider = document.querySelector('.slider')
const logo = document.querySelector('#logo')
const hamburger = document.querySelector('#hamburger')
const headline = document.querySelector('.headline')

const tl = new TimelineMax();

tl.fromTo(hero,1,{height:"0%"},{height:"80%",ease: Power2.easeInOut})
.fromTo(hero,1.2,{width:"100%"},{width:"80%",ease: Power2.easeInOut})
.fromTo(slider,1.2,{x:"-100%"},{x:"0%",ease: Power2.easeInOut},"-=1.2")
.fromTo(logo,0.5,{opacity:0,x:30},{opacity:1,x:0},"-=0.5")
.fromTo(hamburger,0.5,{opacity:0,x:30},{opacity:1,x:0},"-=0.5")
.fromTo(headline,0.5,{opacity:0,x:30},{opacity:1,x:0},"-=0.5")

TimeLIneMax.fromTo()で対象の、最初と最後のCSSを再設定し、アニメーションさせます。

1つ目の引数で対象を指定し、2つ目の引数でアニメーションの秒数を指定し、3つ目と4つ目の引数で最初と最後のCSSを設定します。“-=1.2”とは、1.2秒早く開始すると言うことで、上から順番に動き出す中で、動きを合わせたい時などに使えます。

これで解説は終了です。

まとめ

今回はJavascriptライブラリのTweenMaxとTimeLineMaxを使ったアニメーションを紹介しました。比較的簡単にアニメーションを実装できるので、サイトに動きを付けたい方は参考にしてみてください!

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